知的コミュニティ基盤研究センター・モノグラフシリーズ5『伝「糸印」考』発刊のお知らせ(2017.01.31)

知的コミュニティ基盤研究センター・モノグラフシリーズ5『伝「糸印」考』が発刊されました。
(著者:真栄城哲也・太田勝也・上保秀夫・中山伸一)

糸印とは、室町時代から江戸時代初期にかけて、中国・明からの生糸輸入に使用されていた銅印のことで、生糸輸入者が受領書にこの印を押して返送していました。豊臣秀吉の印判状や刀狩りの令書にも使われたと伝えられており、知的コミュニティ基盤研究センターには200粒以上のコレクションが所蔵されております。
本書は、糸印に関する一般的知識および不明・疑問点の考察、当センター所蔵のコレクションの分析データ等を収録しています。

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