真栄城哲也准教授の研究「人工知能(AI)による漫才結果予測」が『読売中高生新聞』2016年5月13日号に掲載(2016.05.23)

読売中高生新聞2016年5月13日号の特集記事『人工知能 劇的進化 / 自ら学んでAI快挙』において、当センター所属の真栄城哲也准教授による研究成果が取り挙げられています。

囲碁や小説といった様々な分野で目覚ましい成果をあげ、いまや世界中から注目を集める「人工知能(AI)」。同氏による研究内容とは、《漫才コンテスト「M-1グランプリ2015」の決勝を勝ち進む上位3組をAIに予測、的中させる》というものです。

研究グループは、漫才に関する過去10年間におよぶデータ(主に話の長さやスピード、笑いの起きた間隔など)を分析、各項目を点数化するためのAIを独自に開発。そのAIは、決勝に残った8組中3組に高評価が与えましたが、うち2組はプロの漫才師による審査結果と一致するという驚きの結果となりました。今回の成果について、「人間が感じる面白さを解明する糸口になる」と期待されています。

【関連リンク】
漫才コンテスト 『M-1グランプリ 2015』 の決勝戦 (2015年12月6日開催) の上位3組を正確に予測」(本HP「教員の活動」より)