第19回知的コミュニティ基盤研究センター研究談話会のご案内
テーマ 「情報通信インフラの構築に向けて −ネットワーク上の情報共有技術−」
講演者 川原崎 雅敏 氏(図書館情報メディア研究科・教授)
日時
平成16年5月27日(木) 15時〜16時
場所
筑波大学春日キャンパス
情報メディアユニオン3階共同研究会議室I
概要 インターネットの進展によって優れた情報共有手段が利用できるようになったが、21世紀の高度情報社会の情報インフラとなるにはまだ極めて不十分である。最大のネックは面倒な設定や複雑な操作であろう。ユーザはネットワークに接続されていることを意識せずに利用したいのであって、電話やテレビのようにネットワークが当たり前になったとき初めてインフラとなりうるのである。人間が主導権を持ち、きわめて自然な形でサービスを享受できる高度な情報インフラの構築が望まれる。今回は、ネットワーク上の情報共有をテーマに実現技術について紹介する。
第一は、ユーザが意識しなくてもネットワークがその場の状況や環境条件を理解し(context
awareness)それに適応する(adaptation)技術、端末やアクセス手段を切り替えてもネットワークがサービス状態を継承することで通信や視聴を継続できるシームレス通信技術(service
mobility)である。プレゼンス情報を含むネットワークメタデータでこれらを実現する研究例(シームレスコンテンツハンドオーバシステム)を紹介する。
第二は、膨大な数のコンテンツが分散配置されている環境において、いつでもどこでも所望のコンテンツを容易にかつ高速・確実に発見して利用できる技術である。属性による情報のネーミングとロケーション解決技術、メタデータで記述したポリシーに基づくQoS(サービス品質)制御やルーチング技術について最新の動向を紹介する。
参加資格
事前の申込みは必要ありません。学生,教員,学内外を問わずどなたでも参加ください(無料)。
問合せ先:知的コミュニティ基盤研究センター
E-mail: kc-office アットマーク slis.tsukuba.ac.jp
TEL: 029-859-1511(学内からは内線81511)