第108回研究談話会(吉田 右子氏, 原 淳之氏)開催

テーマ
Title
図書館情報専門職の歴史的資料の保存と利用に関する総合的研究:図書館情報学アーカイブの構築に向けて
講演者
Speaker
吉田 右子, 原 淳之 (筑波大学図書館情報メディア系 教授, 筑波大学図書館情報メディア系 助教)
日時
Date
平成26年1月24日 (金) 15:15~16:15
場所
Location
筑波大学 筑波キャンパス 春日エリア 情報メディアユニオン1階 ユニオン講義室
概要
Abstract
筑波大学図書館情報メディア研究科および知識情報・図書館学類は1921年に創設された文部省図書館員教習所を前身校として、約一世紀にわたる司書教育の歴史を有する教育機関である。この間、文部省や帝国図書館など日本の図書館政策に関わる中枢機関との密接な関係のもとに実施された司書教育は、図書館員教習所から図書館短期大学、図書館情報大学を経て筑波大学にいたるまで継続的になされてきた。  筑波大学図書館情報メディア研究科に残された図書館員養成の沿革にかかわる歴史的資料を対象に図書館専門職にかかわる包括的なコレクションを整備し、利用のための仕組みを実装させることにより、今後の図書館の展開に寄与するアーカイブを構築することを目的とするプロジェクト「図書館情報専門職の歴史的資料の保存と利用に関する総合的研究:図書館情報学アーカイブの構築に向けて」を現在、本研究科教員12名で進めている。  本研究は情報工学、歴史学、アーカイブズ学、博物館学、デザイン論といった異領域の研究の混成により、図書館情報学のさらなる学際的発展を目指すとともに、複数領域の関連知識の蓄積とシナジー効果によって情報組織化にかかわる新たな領域を開拓するものである。今回は本プロジェクトの概要を紹介する。
参加資格
Participation
事前の申込みは必要ありません。学生,教員,学内外を問わずどなたでもご参加ください(無料)。
資料
Files

備考 Notes

第108回研究談話会ポスター