Creator (著者あるいは作者)

Last Modified: 2003-07-02

Element | Qualifier | 記述の詳細

Element

Name	Creator
Label	著者あるいは作者 (Creator)
DC Refinement(s)	-
ULIS Refinement(s)	- [詳細化なし] Transcription [下記参照]
DC Encording Scheme(s)	-
ULIS Encording Scheme(s)	-
Form of Obligation	- : MA Transcription : MA
DC Definition	An entity primarily responsible for making the content of the resource. 情報資源の内容の作成に主たる責任を持つ実体
DC Comment	Examples of a Creator include a person, an organisation, or a service. Typically, the name of a Creator should be used to indicate the entity.
ULIS Definition	情報資源の知的内容の創造に主たる責任を持つ人あるいは組織。たとえば、著述された文書の場合の著者，視覚的資料の場合の画家や写真家、イラストレータ。
ULIS Comment	個人名が記載されていても内容に関する責任は当該機関にある場合は機関名とする。（個人名は単なる担当者である場合）文書中に明記されていない場合は、前後のページから推測してもよい。団体の場合には機関名とし、部局名までは記述しない。個人名の場合は姓名の順で記述し、間に1バイトのカンマ＋スペース(,△)をいれる。下記の例1・2を参照。以下の参考資料を利用する。日本国内『図書館年鑑』, 日本図書館協会図書館年鑑編集委員会編, 1999-, 日本図書館協会アメリカ合衆国・カナダ "American library directory, vol. 1", ed. by Jaques Cattell Press, 53rd ed.: 2000-2001, : R.R. Bowker その他の国 "World guide to libraries, Vol. 1. Libraries A-R -- vol. 2. Libraries S-Z", [editor, Willemina van der Meer], 14th ed, : K.G. Saur , 1999
Best practice

*凡例

Qualifier

Name	Creator \| Transcription
Label	著者あるいは作者読み（Transcription）
DC Refinement(s)	-
ULIS Refinement(s)	Transcription
DC Encording Scheme(s)	-
ULIS Encording Scheme(s)	-
Form of Obligation	MA
DC Definition	-
DC Comment	-
ULIS Definition	当該情報資源に与えられた名前の日本語による読み、または外国語の日本語による読み替え。 NACSIS-CAT 目録情報の基準第3版11.3 ヨミの表記及び分かち書き規則に準拠
ULIS Comment	2バイト文字、カタカナで表記、半角スペース分かち書きをする。個人名の場合は姓名の順で記述し、間に1バイトのカンマ＋スペース(,△)をいれる。
Best practice

記述の詳細

図書館情報学関連サイト

英文記事などで、日本人著者がローマ字表記しかない場合は、値にローマ字を姓名の順でいれ、読みも入力し、記述言語属性は ja とする。欄外に漢字表記がある場合、値はローマ字ではなく漢字で入力する。参考
語頭の株式会社、有限会社は省略。英名のThe、語尾のCo.,Ltd. や Inc. も省略。
基本的に、作成状況を管理している「担当サイト2.xls」(chaconne/new_com/内)の「名称」欄記載のものを統一名称とし、Creatorの値として使用します。^2002-05-13
ULIS Coreでは、METAタグの内容をそのまま保持する記述方法はまだ整備されていません。HP上およびMETAタグに記載しているCreatorの名称は、記述の仕方に下記のように「揺れ」がありますので使用せずに、統一名称を決めてそれを使用しています。略称や慣用的な別称については、「内容記述」で記述してください。
METAタグでの記述の仕方がDublin Coreに準拠していないもの、誤っているものもある
付属と附属、LibraryとLibrariesなどが混在、ページによって記述が変化、略称や慣用的な表現を用いている
論文など個人の著作物と特定できる場合は、METAタグに記載している名称を(無ければHP上を)参考にその個人名を入力します。
欧米の著者などで英語表記と日本語表記がある場合、それぞれ別要素で2つ入力。姓名の順で記述する。
団体の場合には機関名とし、部局名までは記述しない例＊＊部＊＊課までは入れない。＊＊大学＊＊附属図書館とする。
学校の場合について
日本語の場合、頭の「国立」「学校法人」などは省略する。ただし、国立文化財研究所といったものは省略しない。
英語の場合、The は省略する。
記述は原語のままとする。
　例）「United Nations → 国際連合」とはしない。
　ただし、韓国語など文字を入力できないものは翻字する。
記述言語属性を入力する
個人名の場合で、明らかに言語がわかるもの（日本語で書かれた日本人の名前など）はその言語を入力してください。判断できない場合は、そのページの記述言語を入力してください。
日本語の場合には読み（2バイト、カタカナ）を入力する。
中国及び韓国人の著者名で日本語の読みが記述されていない場合、一般的に読みそうな日本語読みを入力。わからない時は読みは入力しない。英語表記がある時は別要素として入力(言語属性 en)。例4参照。
中国及び韓国人の著者名で入力できない漢字の場合で、代わりとなる字がない／または字が化けてしまう場合の[]内に入れる日本語読みがわからない時、英語表記などを参考にして入力。中国・韓国の方がいれば相談してみてください。例5参照。
著者名 : 中国・韓国の著者で漢字表記があり、かつ日本語の読みも表記されている場合は、ピンインなどのローマ字表記は別要素による入力はしない。

雑誌目次

基準どおり。ただし、個人名の場合で、ヨミが雑誌本体になく、確実でない場合は入れない。英語で書かれた論文で、日本人の名前のローマ字表記は、日本語漢字表記が付記されていればそちらを優先し、ローマ字表記はカタカナの読みにして入力。

レファレンスツール

基準どおり。図書館情報学関連サイト参照
大学企業、プロジェクト名or研究室、プロジェクト構成者or研究者か迷うときは、そのページの表記で。ただしその表記の個人名が内容に深くかかわらない場合は、個人名は使用しない。
組織・企業名を決定するとき
当該URLに記載されている名称が不明確な場合、その組織・企業名のトップページや概要ページ、About Us、Contactなどに明確もしくは多く記載されている名称を使用。
例.
対象http://www.harapan.co.jp/Indonesia/iddic/jisyo.htm に「(C) 1997 Harapan MediaTech Company 」としか記載されていない。
http://www.harapan.co.jp/ → 会社案内 http://www.harapan.co.jp/harapan.htmに「商号：有限会社ハラパン・メディアテック」の記載がある。
「有限会社」は省略して、「ハラパン・メディアテック」とする。

入力例

機関名称の基準（暫定）

公共図書館の名称国内
HPでは図書館ネットワーク全体の統一名称を、○○県立図書館、××県図書館、○○市立図書館、××市立図書館などと表記しているが、実際にその名称の機関が存在するか確認できない。そのため、便宜上、著者名などに使う統一名称の表記形式を以下のようにする。
但しドメインが変わって別サイトであれば分館等の名称で作成。図書館HP内(同じドメイン)に協議会などの他機関が間借しているときがあるが、基本的に別サイト扱いにする。

基本形「〔自治体名〕立図書館」
*基本的に日本図書館協会編の『図書館年鑑 2000』に記載の名称を使用。

例1 つくば市立中央図書館 (本館) http://www2.library.ne.jp/tsukuba/
含：つくば市小野川公民館図書室、つくば市筑波公民館図書室、つくば市谷田部公民館図書室
統一名称：つくば市立図書館
↑これを著者名などに使用

例2 大宮市立図書館 (本館) http://www.lib.city.omiya.saitama.jp/cgi-bin/index.cgi?counter=1
含：大宮市立西部図書館、大宮市立東図書館、大宮市立春野図書館
トップページには大宮市図書館、『図書館年鑑 2000』には大宮市立図書館と表記
統一名称：大宮市立図書館

例3 音更町図書館 http://www.library.ne.jp/otofuke/
含：音更町図書館分館、音更町図書館木野福祉会館分室
統一名称：音更町図書館
音更町図書館が本館の正式名称なので*、音更町立図書館とせずそのまま使用。

例4 豊川市中央図書館 (本館) http://libweb.lib.city.toyokawa.aichi.jp/
統一名称：豊川市中央図書館
『図書館年鑑 2000』では、単館なのでそのまま。

例5 大阪府立中央図書館 (本館) http://ns.central-lib.pref.osaka.jp/
分館：大阪府立中之島図書館
統一名称：大阪府立中央図書館
分館の中之島図書館が別に独自のサイトをもち、それを除くと他に分館はなく中央図書館ひとつになるためそのまま。ただし、トップページ作成時のみに「大阪府立図書館」をキーワードに入力。

大学図書館国外
固有名を使用していない図書館の場合は、大学名の後に「半角スペース+Library」を付ける。
Iowa State University の University Library
→Iowa State University Library

& and → 適宜
基本形大学名+ピリオド+半角スペース+図書館名
Hardin-Simmons University の Richardson Library
→ Hardin-Simmons University. Richardson Library
*英米目録規則に準拠。

中間組織の省略
Yale UniversityのMedical Libraryの分館 Nursing Library
→ Yale University. Nursing Library
[中間組織省略]

Yale UniversityのMedical Libraryの分館(分室?)Historical Library
→Yale University. Harvey Cushing/John Hay Whitney Medical Library. Historical Library
[医学史関連とわかるよう中間組織省略せず]

例１個人名の例 △はスペースを表す。

値植松,△貞夫

読みウエマツ,△サダオ

scheme

記述言語属性 ja

例２　個人名の例 △はスペースを表す。

値 Smith,△John

読み

scheme

記述言語属性 en

例３　団体名の例

値図書館情報大学附属図書館

読みトショカンジョウホウダイガクフゾクトショカン

scheme

記述言語属性 ja

例４　中国及び韓国人の著者名で日本語の読みが記述されていない場合の例

値胡,△振江

読み

scheme

記述言語属性 ja

値 Hu,△Zhenjiang

読み

scheme

記述言語属性 en

英語表記があるので上記2つを入力。(ID=92066)

例５　中国及び韓国人の著者名で日本語の読みが記述されていない時で
代わりとなる字がない／または字が化けてしまう場合

値 [ちょ],△順英

読み

scheme

記述言語属性 ja

値 Cho,△Sunyeong

読み

scheme

記述言語属性 en

記事に Cho Sunyeong の表記があるので上記2つを入力。(ID=92034)

値	植松,△貞夫
読み	ウエマツ,△サダオ
scheme
記述言語属性	ja

値	図書館情報大学附属図書館
読み	トショカンジョウホウダイガクフゾクトショカン
scheme
記述言語属性	ja